外壁補修工事が完了/故郷の家・京都
故郷の家・京都の外壁補修工事が4月30日に完了した。
故郷の家・京都は2008年に建物が完成、翌年開設されたが、早くも12年2月には施工不良による外壁タイルの剥離が発生、その後も剥離や崩落が繰り返し起こっていた。安全対策のため17年8月には外壁タイル落下防止用養生ネットを正面付近に設置。その後19年には建物全体がネットで覆われるに至った。
この間、建築請負業者とは協議を重ねてきたが、18年に訴訟に至り、21年11月に和解が成立。昨年7月から特養棟と地域交流棟それぞれの外壁タイル改修と屋上防水改修が始まっていた。工期は今年7月31日までとなっていたが、予定より早く完了した。
長年の懸案事項がようやく解決、数年にわたって施設を覆っていたネットも完全にとれ、現在は写真のように本来の外観を取り戻すことができている。